2016-06-17から1日間の記事一覧

悲哀・寂寞感からの論証?

図書館で借りてきた明治文学全集の宗教著述家の巻から、綱島梁川(全く未知の書き手だ)の「悲哀の高調」というエッセイを読む。ここで梁川が書いている悲哀感は、独歩の言う、特に理由もなく、黄昏時に感じられるという胸つぶれるような寂寞感とも通じてい…